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2008年05月01日

スワップの落とし穴

日本の個人投資家の間ではスワップポイントを目的をした運用が大変流行しています。
日本の超低金利のためだと思われます。

いろいろなブログや専門誌、知人の勧めなどでスワップポイントを目的とした運用を始めた方も多いと思います。

スワップポイントを目的とした運用は基本的にはロスカットをしない運用方法です。
そして、FX初心者は毎日入るスワップポイントに目をとられ、まさか元本がなくなってしまうとは思ってもみないでしょう。
「サブプライムで学んだ事」でも記述しましたが、いつ思いもよらない大きな下落がくるかわからないです。

一例としてあげると、人気の高金利通貨「南アフリカランド」
これは去年から現在に掛けて通貨の値段が30%以上下落しました。
レバレッジを約3倍以上に設定していた人はすべてロスカットされたという事になります。

ロスカットされてはスワップポイントなんて、何の意味も持ちません。

ただスワップポイントを目的とした運用が悪いわけではありません。
しっかりとした運用計画をたて、リスクをコントロールする事が大切です。
闇雲に高いスワップを狙いに行き高レバレッジで運用するのはあまりにも危険過ぎます。

もう一つの問題点もあります。
10年間でスワップが○○○円!?で年利が50% etc…などと耳にしますが、これも注意が必要です。

スワップは2ヶ国間の金利差のほかに取引レートによっても変動します。
例えばドル円のスワップは円高になると金利差の変動が無いのに低くなります。
もちろん反対に円安になればスワップが高くなります。

つまり、何年先といった未来のスワップポイントの予想はかなり適当です。
良くもなり、悪くもなります。

その事を頭に入れておいてください。

最後にもう一つ
アイスランドクローナの例です。
アイスランドの政策金利は15%以上である。
当然、アイスランドクローナ円の買いスワップは大きいものとなる!!
…とお思いでしょう。

しかし、アイスランドクローナ円買いスワップ売りスワップマイナスです!
これはアイスランドの国の信用問題の低下でFX業者のカバー先がスワップを受け取りにしていない事で日本のFX業者もプラスのスワップポイントを付けられていないのです!
こういった事実も存在するのです。

今後、他の高金利通貨もこのような事にならないとは限りません。
頭の片隅にでも置いておき、「いざっ!」というときに役立てていただければ幸いです。
スワップ人気に調子に乗ることなく、誠実な対応をしている取引業者もあります。

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タグ:FX スワップ
posted by 鬼門 at 15:00| スワップの落とし穴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする